USC 2日目
昨日は、ビバリーヒルズにある寿司屋むらたで寿司を食べました。
外国でこんな旨い寿司が食えるとは思いませんでした。
帰りは、タクシーでホテルまで。40ドルくらいで帰りました。
アルメニアから9歳でアメリカに渡ったと運転手は言っていました。
ご苦労なさったようです。
帰って、ブログの整理でもしようかと思いましたが、何もする気に
ならなくて、ベットに潜り込みました。
しかし、寝られない。 そんなうとうとしながら、13時頃に意識消失
そして、朝19時に起床
メールのチェック。ここのマリオットは、毎日ネットの接続料が13ドル弱かかりますのでそれにチェックをしてネット接続。そして、メールのチェック。
そして、さっとシャワーを浴びて、ロビーへ。
そこから、タクシーに乗ってUSCへ。
おおよそ、10分程度です。
そして大学の学食で、只で朝ごはん。ミシガンの時のご飯よりましです。
10時からの講義。
本日は、USCの全学長 サンプル学長の話。
10時23分スタート
故 安倍晋三さん、三木武夫 元首相 もUSCの卒業生
後藤みどりさんもここの卒業生 大巨匠、バイオリンのハイフェッツは音楽学部の先生
だったそうだ。
リーダー論
リーダーこそ何をとって何を妥協するかを考える必要がある。
自分の部下を選ぶのにエネルギーを使う。
部下が成長すれば自分も成長する。
本当のリーダーはオリジナルの塊であり、真似できる物ではない。
リーダーはスーパーテキストを読んでいる
スーパーテキストとは400年以上前に書かれて物だが、全てに通用する。
聖書、コーラン、仏典 などである。
プラト ダンテ なんかもそう
何百年経っても習う事が多い。
人間はそんなに変わっていない。リーダーは新聞や雑誌よりもこちらのほうが
習う事が多い。
それでは、具体的なケーススタディーのお話。
1990年代の話。USCはもっとも大変な時代。リストラもした。
ロスの暴動が起きた。残念ながら、中流大学になってしまった
1991年にUSCの総長に就任。
最初に、ミッションステートメントを作った。何をしたいかを1ページに
まとめた。
93年に理事が認めて、大改革を始めた。短いステートメントだったから
皆読んでくれた。 改革プランは4つの分野の15ページのみにまとめた。
これが、もっと長かったら、読んでくれなかった。
一番最初に改革したのは、4年生の大学レベルでの教育。90年度は、治安
の良くない所にあって、パーティーばっかりやっている学校との評価になって、
中退者も多くなった。 そんなで、中途入学も認めた。そこで、大学入試から改革
した。
改革として成績が良い順に学生ローンを増やした。こういうときこそ、1年生を5
00任減らした。教養過程のプログラムを改革。6タイプの教養課程をすべての学
生にとることを強制。他の大学と明らかにちがうのは、6つの過程全てに、小クラ
ス制を導入。アメリカでは、マイナーと言う専門分野以外のものも学ぶが、マイ
ナー コースは専門に近い物を選択するが、USCではあえて、専門と全く違うマイ
ナーを選択するようにさせた。これがすばらしい結果につながっている。
いまでは、12人のうちに1人程度の合格者。 ハーバードとスタンフォードに並
らぶ人気大学になった。 卒業レベルも上がり、中退者がすくなくなった。
2番目に力を入れたのが、研究面。研究を強くするのに、3つの戦略をとった。
先ず、基金を投資したのは、ポスドク。博士号のその先。ナチュラルさいえんす。
エンジニア部門に投資した。 今では、当たり前だが、異分野の研究者が研究する
ようにした。
3番目に力をいれたのは、ロサンゼルスの場所をアピールした。南カルフォルにア
は、バイオメディカル等ではトップ分野であり、国家予算の基金が他の大学の倍、
プリンストン、カルテックをうわまわっている。
そして、新しい学部も作った。 医学部では、この分野では著名な実績を達成
した。歯学部も、医学部、理工学部との共同でも業績をあげている。コミュニケー
ションメディアでは一番の評価をもっている。 芸術学部も5つの学科があるがア
メリカでは有名。
4つ目の達成は、基金が充実した。 USCは私立。政府からの援助はない。過去
には、あまり基金は少なかった。寄付しようとする人たちは、建物に名前をつけて
ほしい程度だったが、もっと高い目標をもつようにした。 ビルディングアワエク
セレンスとした。 実際には、15億ドル集める様にした。 99年には、15
億円があつまり、もっともっと目標をたかくした。実際には30億ドルの達成が出
来た。今ではその4倍の基金がある。
現在の学長も1年で10億ドル集めた。新しいゴールは60億ドルを集める。
最後に話をしたい事は、ロサンゼルスとの関わり。
90年代の前半は、落ちぶれている環境の中に有ると言う、悪いイメージがあった
治安も悪く、大学自体が移転を考えていた時代もあった。
あえて、こういう環境で得られる事を考えた。USCの周囲を良くする事を考えた。
それをするために、3つを考えた。 先ずは、ボランティア活動をUSC,の周囲
に行う事にした。実際に、パートナーシップを組んでプログラムを作った。あと、
実際に、地上げはしなかった。 今では、ボランティアプログラムに100万ドル
の基金で動いている。
キャンパスの小学校、中学校とのパートナーは続いている。近所の学校で教養
学部の生徒が実習している。
大学4年のうち全ての学生が近所でのボランティアに参加。子供たちの安全確保
もしている。
USCを選ぶのは、ロスのど真ん中と言う事という理由になった。
リーダーシップはサイエンスではない、アートである。アートの要に、一つのセオリー
ではない。
と言う、力のこもった前総長の話は終了。 前半少し寝てしまった。
りょうき先生の質問。
部下を育てる上で、あきらめる基準はなにか。
12時で終了
お昼は、バーガーキングでジャンクフードを食す。気の抜けたコーラとハンバーガー一個で約、400円弱。
午後の講義は、ジヴ、サイモン教授
演題、エステティックペリオ。
expectaions(期待)と demandos(要求) 部下を良く見せる様に、すれば自分もよく見える。
歯肉のハーモニー
シンメトリーな歯肉
笑った時の歯肉は4ミリ以内、
下唇と、上顎の歯が平行
ガミールマイルの治療
診断によって治療方法は違う。
ほうしゅつ遅延型 歯の多くが歯肉に隠れている
咬もうによって歯がほうしゅつする場合。 審美的な、クラウンレース2ん具
上顎骨自体が、垂直的な徒手打つ オペ
口いびるが大きく動く倍偉、 笑うと、級に歯が見える。
ここで、クラウンレース二ングの話。
方法
歯肉を切除する。スキャロップ上にまずは、
それから、(軟組織は、骨に従うから、このままだともとの位置に戻る)
歯冠乳頭は95%はのこす。そこから全層弁とする。
骨を削る。
縫合で終了
歯肉の位置のシュミレーション
フォトショを使う。LIQUIFY というオプションを使う。
ジェル状にとけているようになるので、歯の移動みたいなものができる。
歯茎の移動とかが出来る。
実際には、プレスをしてサージ苅るガイドを作って、歯肉を切除する。
サージ苅るガイドで炊いての歯茎を考えて、プレスで作る。
高さと幅の比率は 幅は高さの75%
フューフレディーからそのインジケーターみたいなのが出ている。
骨を削る時も、サージカルステントをつかう。
既に、歯が長くてクラウンレース二ングをすると馬つらになってしまう場合は、
リップレポジションとかを行う。30年以上も前にスペインで最初に行われた。
唇があまり挙らない様にする。つまり口腔前提の遊離歯肉を5〜5位までバナナ状にぶった切ってくっつける。(こんな事してもどらんかいね)
スンゲーはれるそうだ。アイスパックやステロイドを使わないとはれちゃう。
100%ガミーは治らないけど、良くはなる。ただ、上唇がやや厚くなるように見える。
下方の切開は、MGJ部。
アメリカでは、唇が厚い方が好まれる。
この唇の上の粘膜をとっちゃうのは、MGJが術前に見える場合は、傷跡がそこの場所
に残って見えるので、又、元に戻る事もあるのでやらんほうがいい。
たぶん、凄い出血があるんじゃないだろうから、開業医でやるのは危険かもと思った。
ヒアルロン酸を歯間乳頭の再生に使っても、安定しない。
それにしても、この先生の英語はわかりやすい。通訳はいらない。
たぶん、イタリア系の凄いイケメン。しかも40台半ばって感じ
ここでやすみ
グラフトの話。
結合組織を取って来て根面露出に貼る。
下顎の前歯部の露出面は、パウチテクニックを使う。封筒状に開けて入れる。
結合組織が厚ければ、少し、露出してもよい。
GUM In a Day protocol
一度に多数のリセッションをリカバーしちゃう方法。
部分層便ではぐ。歯冠乳頭の上皮を取り除く。
歯根をスケーリング。
エムドゲインを塗布
歯冠側に引っ張る。
口蓋側の歯肉はとらない。
最後の症例
根治をしたら、骨が露出
dental phobia(歯科恐怖症)
軟組織のグラフトの鍵は、血液供給と歯根の状態。
講義の感想としては、はるばる日本から来たので、この様なエステティックなペリオの話をしたいのだと思うし、ミシガンでもだいたいそうでした。でも、米国ではベーシックに、どうペリオと向き合ってどう治しているのかが聞きたかったです。特に、私は、ペリオに関しては、力の問題はどうしても無視できないので、そこいらへんをどうしているのかが知りたかったです。
17時に終了。
そこから、エリソン何とかホテルまで歩いて行って、タクシーをつかまえてホテルにかえる。
それから、18時半に集合して、清水先生と有志で、ビバリーヒルズのソバ?の新しいチャイナタウンにある中華料理屋さんに行きました。
とてもおいしいかったです。
と言う事で、現在10時31分
ご同輩の皆様は、又どこかに飲みに行きましたが、知らない人(女)と口を聞くのはどちらかと言うと嫌いで、金払ってまで嫌いな事をするのも面倒なので、好きな音楽でも聞いて寝ます。ここのマリオットは、アイホンをそのまま差し込むと音楽が聞けるプレイヤーがあるので、結構ご機嫌です。
おやすみなさい
追伸
ちらっと、USCの衛生士の部門を見たら、殆どの衛生士さんが拡大鏡をかけていました。
それにしても、USCのエンドの診療室は凄い! 他の診療科とは段違いの設備!
全てに、ツァイスか、グローバルの顕微鏡。うちの診療所も全診療台に顕微鏡揃えるられるよう
がんばろうと思いました!
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