USC ジャパンプログラム
LA USC
USCはロスの街の中に有る大学。北海道大学を5倍くらいにした感じです。
その午前中は、USCの中を散策。でも、パソコンを背負っての移動でした。
大学生協から、歯学部病院の中を殆ど全部案内してもらいました。
一番驚いたのは、エンドの診療室。全ての、ユニットにツァイスのマイクロが
液晶モニターと一緒に装備されていました。
講義は13時半から、卒後研修棟にて。
本日は歯科麻酔学
恐怖としては、歯科に行く事がいつも上位にあr。
95%の歯科医師が緊急事態を経験している(米国)
その中で55%以上が、局所麻酔中に起こっている。
これは、薬自体の問題より、麻酔をされる事に不安があることに原因している。
22%が治療中で、抜歯か抜髄の時
不十分なペインコントロールが原因。
不安感を取り除くのが大事、
米国では30%の歯科医が使っている。1800年代からある。
笑気ガスは最も安全な方法。100%と言えるくらい。
日本とアメリカの違い。歯科麻酔医はいない。
一番最初に使われたのは、コカイン
1906年にはプロカイン(ノボカイン)
1948年 スエーデンでリドカインが開発。
1978年 アッルティカイン 今では米国では2番目に使われている。
2%のリドカインよりアルティカイン4%の方が安全。
麻酔薬のなかに 重炭酸ナトリウムを加えるとPHが7.4にあげてしまう。
これをすると、神経膜を通る事になり、6000倍の浸透性が起きる
どれくらい足せば良いのか、ちょっとじゃダメ。
PHが7、35から7、5にあげられるととても良い。
足しすぎて、7、6以上になるとどうなるのか。
20人の人に下歯槽伝麻をして痛みを答えてもらった。
そうすると、従来の麻酔薬より、バッファーを加えた方が遥かに痛くなかったそうだ
バッファーを加えた方が早めに効く。
2、7ミリリットルの重炭酸ナトリウムのカートリッジがある。
リドカインと、アルティカインが半々程度の使用。
3%のテトラカインと、オキシメタゾリン(血管収縮薬:鼻づまりに使う)
これを径鼻的にふんむして上顎の5から5が効くかしらべてみた。
84%はこの方法で効く。麻痺しなかったのは、第一第臼歯。
ほぼ100%は小臼歯部までは効く。
局所麻酔の拮抗薬
phentlaminが拮抗薬
ドイツではアルティカインは97%の歯科医が使っている。
日本ではアルティカインは発売されていない。
2009年以来、世界中で10億人に使われた。
アルティカインならば、下顎の臼歯部でもシンマでも効きやすい。
64と38 アルティカインに対して、リドカインの下顎での麻酔の奏功
何故、アルティカインが日本にないののだろうと、思って終了
現地時間、16時30分に終了
滅茶苦茶眠くて、かなりの先生に麻酔がかかってしまっていて、お休みになっていました。
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